「Dance Fitness」カテゴリーアーカイブ

7月8月YDFプレイリスト

YDFは誠に勝手ながら、7月8月すべてのレギュラーレッスンを休講とさせていただきます。
夏休み運動したいあなたに!プレイリストを作成いたしました。
どうぞお楽しみください!!

 

ZUMBA dancing to “FIREHOUSE” w/Daddy Yankee
Francesca Maria – The Bombay with Will Negrillo NYC
Daddy Yankee – Hula Hoop | Zumba Fitness
ZUMBA – Sayonara – by Arubazumba Fitness

(↓こちらのプレイリストは後日数曲追加します。お楽しみに!)

Shape of You – Yoshi


以下はShoのDance Fusionからのナンバーです。

⇓これは2014年私が帰国直前に撮影したもの。ステージ右側がSho,
左側がYoshi(インストラクターになる前)です。

Break a Sweat – タオルのご用意を!

⇓これはShoのムーブメントがたくさん詰まったコレオです。

 

 

 

ヨシミ先生がいてくれるだけで

先日、私のレッスンに来てくださる方から、年末お会いできないからとメールをいただきました。

「ヨシミ先生のいつも変わらない笑顔を見ていると、たくさんの元気をもらえるし、ヨシミ先生のダンスは、楽しくて心も身体も何事にも前向きになれる気がします!ヨシミ先生がいてくれるだけで、とても安心出来ます。私にとって、オアシスでもあり、充電器のような、なくてはならない場所です。
永遠に、ヨシミズンバが続きますように🙏

この方は最近、子どもさんの学校の用事などで来れる日が少なくなっている方ですが、それでも、このように言ってくださるのがすごく嬉しかったです。

そう考えたときに、ハッと気がつきました。
私のレッスンに来られる方には、立て続けに来られていたのに、ある時パタッと来られなくなる方が割と、いらっしゃいます。そして、しばらくしてフラッと来られて、「実は新しく仕事を始めました」とか「資格を取る勉強を始めました」とおっしゃるのです。そして皆さん、前よりもいい表情をされているのです。

私はそれがすごく嬉しかったりします。ビジネス的には、なるべく数多く私の元に通ってくださる方が、多ければ多いほどいいだろう。けれど私のゴールはそこじゃない。お一人お一人が、自分と向き合い、自分を知り、本当の自分で生きられるようにお手伝いしたい。自分のダンスフィットネスのクラスで、直接話しかけなくても、眼差しで、微笑みで、仕草で、一人一人に話しかけ、応援しています。そしてスタジオの中にエネルギーを満ち溢れさせ、参加者みんなに伝わるように心がけています。それが少しでも伝わって、その結果私のレッスンを「卒業」して、自分のしたいことに向き合うようになったのなら、こんなに嬉しいことはありません。

私はいつでも、スタジオで、その日参加されていない方も思い浮かべながら、そして皆さんが幸せに、しなやかに生きることを祈りながら、クールダウンをしています。それはダンスフィットネスインストラクターとして活動させてもらっている私の、ひそかで大切な役目の1つだと思っています。

YDF 2周年を迎えました!

2016年12月1日で、Y’s Dance Fitnessは2周年を迎えました!

2年前の2014年12月1日は、西宮北口のスタジオ・エビータの森で、
一番最初の、トレーニング用のレッスンを行った日です。
そこから2年が経ち、現在は神戸7か所に自分でスタジオを借りたり、
カルチャーセンターに講座を持たせていただいたりして、
たくさんの方に私のZumba®そしてDance Fusionのレッスンを
受けていただいています。
今年3月からは、明石海峡大橋近くの大蔵海岸にある
ゲストハウスGerageraさんにて、
定期的にビーチでのZumbaレッスンをさせていただき、
好評を博しました。

また今年は特に、六甲アイランドサマーカーニバル
須磨海岸でのAxe Max Beach Party
大阪の加島障害者センターさま、
在日米国商工会議所(ACCJ)関西支部主催の
チャリティイベント・関西ウォーカソンなどで
Dance Fusionのパフォーマンスをさせていただく機会に恵まれ、
普段スタジオでお目にかかれない多くの方々に、
私のパフォーマンススタイルを楽しんでいただけたことを
心より喜んでおります。

これまでレッスンにお越しくださったすべての方々、そして
私のダンスフィットネス活動に理解と協力を示してくださった
すべての方々に、感謝申し上げます。

今年から自らのダンスフィットネススタイルを、意識して
「アメリカンスタイル」という呼び方で説明するようになりました。
これはリードの方法やリズムの取り方・のせ方、選曲スタイルなど、
日本のスポーツジム等で行われている「日本で一般的な」Zumba
とは一線を画すと、ますます確信を深めたからでもあります。

Zumba®は西洋音楽を使ったダンスフィットネスプログラムである以上、その西洋音楽が本来持つリズム構造に沿った体の動きを伴わせることで、参加者はより大きな、そして本質的な音楽との一体感や幸福感を感じることができます。それによって体が無意識に大きく動かせる効果を生み、また結果的に体の各部分の可動域拡大、運動能力の向上、表現力の向上、運動量の増加などさまざまな結果をもたらす、と経験的に感じています。
それらをインストラクターが導くためには、根本的に西洋音楽のリズム感覚と異なる日本式のリードでは不十分です。英語(語学)の知識や西洋音楽の知識を反映させた、アメリカ式のリードの考え方やテクニックが必要と考えます。
私はそのアメリカ式のリード方法を用いて、できるだけ多くの方々に、「西洋音楽にのって体を動かすこと」の本来の心地よさを経験していただきたいと願っています。そして同時に、ダンスやダンスフィットネスなどに関わる多くの方々にそのアメリカ式リード方法をシェアし、日本だけでなく世界でも通用するような、より効果的で魅力的なリード方法を、その方々とともに考えてゆきたいと、決意を新たにしております。

まだフィットネスの分野で活動を始めて若干3年目ではありますが、
これまでさまざまな業種で働いたり、あるいは
アメリカの地で長年生活した中で、身につけ、学んだりした
多くの経験を最大限に生かしながら、
日本そして世界の人々の健康と幸福に少しでも貢献できるよう、
努力してまいりたいと思っております。
どうか今後とも、益々のご理解とご支援をいただきますよう、
お願い申し上げます。

Y’s Dance Fitness
石川良美

2011-2012 2014-2016

*写真

1枚目:2011年4月と7月のスナップ。姿勢が悪く、首が前に突き出ており、お腹もせり出している状態。全身に老廃物がたまってむくんでいた。当時で体重68-69㎏。2011年9月に疲労が極度に蓄積し、数日起き上がれなくなり、トイレに行くのもままならなくなった。

2枚目:左から2014年11月(インストラクター活動開始直前、60㎏、体脂肪率30%)、2015年11月(55㎏、体脂肪率不明)、2016年11月(50㎏、体脂肪率18%)。体重、体脂肪率だけでない、トータルの変化を見ていただきたいと思います。

音楽、言語、ダンスフィットネス、Rhymoe®(ライモー)

先日の撮影会である方にお会いした時のこと。
その方は、アメリカの日本未上陸のダンスフィットネスプログラム(Chakaboom)のインストラクタートレーニングをアメリカまで受けに行って、先日その資格を取得された。しかし、実際にそのプログラムを日本でやってみようとなると、「どうも翻訳するだけではダメな気がするんです」と私に話してくださった。その方はアメリカでのトレーニングで、レッスンの参加者がそれぞれバラバラなことをしていても(例えば皆でジャンプしているところを一人だけ回っていたり、大きく前に進んだり)変な目で見ないし、「あっそうなのね」という感じで一緒にやっているところにもカルチャーショックを覚えたという。

私はZumba®やこのChakaboomなど、アメリカ発祥のダンスフィットネスプログラムにおいて、インストラクターは、そういった参加者の状況や文化背景を理解することはとても重要だと思う。それがあってこそ「どんなフィットネスレベルの人でも楽しめるプログラム」というコンセプトが理解できるからだ。そしてもう一つ非常に重要なのが「音楽とリズムを理解し、それらを最大限効果的に使って動きをリードする」ということだと思っている。

しかしながら、それについてじっくり取り組んでいる人がどれくらいいるだろうか。しかも、日本人と欧米人のリズムの感じ方は異なる。それも正反対とも言えるくらいに。それがどのように異なっているか、そしてそれがどれほど、「音楽を最大限効果的に使ったダンスフィットネスの振付」や「フォローしやすいリードの方法」を考えるうえで大切か、ということに向き合っている日本人インストラクターは一体どのくらいいるだろうか。

同じ音楽を聴いていても、欧米人と日本人のリズムの感じ方、身体表現の仕方は非常に違う。その違いは母語となる言語によるものだと私は考えている。母語の持つリズムは、その人の体内を24時間流れ続けている。そして言語リズムが、その人のベースとなる動き方、体の使い方をも支配する。そして音楽は、作った人または作られた土地の言語の影響を非常に受けている。特に歌唱を含む音楽の場合、使われる言語の音の性質、そしてリズムが、その土地の音楽と非常に密接に関わっていることは異論がないだろう。だから「母語と異なる言語の音楽」に対する反応はしばしば、自らの母語によって形成されたリズム感覚、身体感覚を通して表現される、という「ミスマッチ」が起こる。

インストラクターがその事実に向き合うことなく、海外ポップスやラテンミュージックを使ってフィットネスをしたところで、ただ音楽をBGMにしたアクティビティにしかならない。もしくは音楽本来が持つリズムにそぐわない動きとなり、音楽に乗ることの「根源的な楽しさや喜び」を感じることからは遠いものとなる。そしてただ飛んだり跳ねたりだけの動きで満足したり、あるいは難しい振付を習得することや全員が奇麗に動きが揃うことに注力したりするようになる。おそらくその傾向は、日本に多数あるヒップホップなどのダンススクールでも同様だ。または新体操やフィギュアスケートなどの世界で、日本人選手は欧米人には表現力ではかなわないので、ウルトラCの技で勝負しようとする傾向も同様の現象だと私は思う。

「(西洋)音楽のリズムに乗る」ということは、言語、リズム、音楽、動きという4つの軸で考えることが、非常に重要となる。ただし対象言語をペラペラと話せるレベルになることが必要、と言っているわけではない。言語の持つ音の特徴とリズムの特徴をしっかり把握して、それに同調するための身体感覚を身につけること。これが大切であり、そのとき音楽が非常に重要な役割を果たす。

そして「(西洋)音楽のリズムに乗る」身体感覚は、ダンスフィットネス、ダンスをしている人のみならず、バンドをしている人、ブラスバンドやオーケストラなどで楽器を演奏している人、ゴスペルなど英語の曲を歌う人にも非常に有効な感覚で、それによって演奏方法が大幅に向上すると私は考えている。

さらに、この「(西洋)音楽のリズムに乗る」感覚を養う過程で言語のリズムに対する理解が深まるため、結果として、その対象とした言語を聴く能力、話す能力が向上する。
私が今ターゲットとしているのは英語で、おそらく大多数の人は、「(西洋)音楽のリズムに乗る」ことよりも、この「結果として現れるもの=英語を聴く/話す能力の向上」の方を求めているだろう。だからそのような人に貢献できるメソッドとして、Rhymoe®(ライモー)を組み立てている。けれどRhymoe®というコンセプトそのものは、英語の感覚を身につけたい人だけでなくて、上記のように、ダンスフィットネスのインストラクターや愛好者、ダンサー、音楽家といった、西洋音楽にかかわりのある人々に向けた知識があって初めて、Rhymoe®であるのだ。Rhymoe®は多くの日本人のための基本的能力を養うメソッドの一つとなりえると同時に、西洋音楽にかかわる多くの日本人の感覚を大いに改善しうる、非常に幅の広いコンセプトでもある、といえる。

(→ Rhymoe®のコンセプトについて)

現在行っているのは未就学児の親子対象のクラスのみだが、それを拡大し、幼稚園や小学校に出張して、英語に親しむと同時に、(西洋)音楽に乗れる身体感覚を楽しく身につけることのできるワークショップを児童・生徒向けにしたい。そしてそのあと、幼稚園や学校の先生の方々にもワークショップを行い、Rhymoe®のコンセプトと効果的な英語教育についてお話しさせていただきたい。

…というのが、今の私の大いなる野望です。

※ダンスフィットネスインストラクター向けのワークショップは、別途
2017年に実施予定にしています。興味のある方はお気軽にお問合せください。

日本のダンスフィットネスを変えていきたい

私は日本におけるダンスやダンスフィットネスのレッスンで変えていきたいことがあります。

一つは非常に日本的な、「みんながやってることをやればいい」という雰囲気をなくし、一人ひとりがそれぞれ主体的に動き踊る環境をつくり、それによって一人ひとりが主体的に本来の自分を見つける、という場にすること。

そしてもう一つは、音楽に乗って体を動かすという現象をどんな人にもわかるようにメソッド化し、西洋の音楽に乗るという感覚を最大限に生かすアクティビティにすること。

実は1つ目と2つ目はリンクしていて、
2つ目がわかると、1つ目は割と簡単に達成されます。
音楽に本当に乗ることがわかれば、
周りは関係なくなるのです。

言い換えれば、日本のインストラクターの方のほとんどは、西洋音楽に乗ってプログラムをリードしているようで、
そうではない、「音楽に合わせている」だけといえます。
プロのダンサー、指導者でさえ、そういう人を多く見かけます。
西洋音楽への本当のノリ方を知らないのです。
だから、日本では、
西洋音楽を使ったフィットネスプログラムの利点が生かし切れていない。
インストラクターが西洋音楽への本当のノリ方を示せていないから、
参加者も単に、ノリのいい音楽と一緒に体を動かして楽しい!
という程度の、非常に浅い楽しみ方しか経験できていないし、
ダンスフィットネスによって受けている恩恵も少ない。

「音楽に乗る」って、すごく奥が深くて、
特に日本人にとって、なにもなしで習得するのは難しい。
それくらい無意識のことなんです。
だけどインストラクターのリズムの感じ方、リードの仕方が変われば、
参加者の動きが変わり、参加者の意識が変わり、
参加者の体が変わります。

これは私が2年やってきて得たこと。
そしてそれをメソッド化しつつあるのがRhymoe®なのです。

Shoについて(1)

DanceFusion201508_2

2015年8月にインディアナに里帰りして、私の先生であり友人でもあるShoとダンスフュージョンのジョイントクラスをさせてもらった帰り道、彼女が私に話してくれた言葉は、
“Not Quantity, take quality (量より質をとりなさい)”だった。

彼女はかつて大きなダンススクールを経営し、たくさんの生徒を教えていた。けれどいろいろあってその学校を手放し、自分一人でマネージできる大きさのダンスカンパニーに変えて、子ども達を中心にヒップホップやジャズなどを教えるようになった。そこで彼女は確信したのだ。量ではなく質だと。

私は彼女のダンススキルやダンススタイル、キャラクターだけでなく、そういった姿勢も好きだった。彼女と友人になった後でその話を聞いて、納得したのだ。あぁだから、SDCにいる女の子達や、女性達は、あんなに素敵なんだな、と。彼女が生徒たちと信頼関係を築き、愛を持ってきちんと伝えるという姿勢を持つからこそ、それが生徒たちの踊り方や振る舞いにちゃんと現れてくるのだと。

なにより、自分自身を振り返って、思うのだ。私は実は、彼女からダンスフュージョンを教えるための知識を、そういうものとしてほぼ教わっていない。すべて彼女の実際のクラスの中で、それから彼女のレッスンを撮ったビデオの中で学んだ。そしてそれを帰国する直前や帰国後に彼女に確認したら、それでまちがっていないと言ってくれた。

私の持っているそれぞれのクラスは、スポーツクラブのダンスフィットネスクラスなんかと比べたら随分小さいけれど、いつも彼女の言葉を胸に、参加者一人一人と真剣に、正直に向き合っている。また私のスタイルが、スポーツクラブなどのそれとは全然違うということも、この1年半活動してきて認識している。けれども参加者が、踊るのが上手になるだけでなく、たとえば体重が減ったり、体型が変わってきたり、性格が前向きになったり、と様々だけれども、多くの人にそういった変化も同時に現れてきたのを私は嬉しく受け止め、やっていることは間違っていないと確信を深めている。

Shoともとで過ごせたのはたったの2年だったけれども、彼女は私に多くのものーダンスフュージョンのスタイルとテクニック、さまざまなダンススタイル、そしてなによりダンスのスピリットーをもたらしてくれた。この感謝はずっと忘れることはないだろう。

45歳になって思うこと

今日おかげさまで45歳を迎えて、
私は5年前の40歳からの5年間を
振り返っています。
(写真の1枚目が、2011年3月と2012年7月のもの。
2枚目は先日のビーチパーティーのものです)

なんかもう、ものすごい変化だったなぁ!

というのが、正直なところ。

5年前、つまり40歳の誕生日の2日前、
今日のように3連休の初日の朝、
ふとんから全く起き上がれなくなりました。
極度の疲労で、目も開けたくないくらい。
当時3歳の娘が甘えに来たけど、
構ってやるエネルギーもなくて、
「あっち行って!」と叫んで布団をかぶったのを
今でも覚えています。
結局そのまま、2日間布団から出られませんでした。
困り果てた夫は、慣れない料理をして、
子ども達にカレーを作って食べさせたり、
スーパーでお弁当を買ってきて食べたり、してくれました。

そして、誕生日の19日、
気晴らしにどこか行こうか、と夫が言ってくれて、
和歌山の串本海中公園まで、みんなでドライブに行きました。

その時です。あぁ何とかしないと、と思ったのは。

出産して、1年後にフルタイムで働きだして、
気が付けば体重は10キロ以上増加していていました。
疲労が体から抜けなくて、やがて太ももがパンパンに張り、
上腕がパンパンに張って半袖の服の袖がきつくなり、
胸の上のあたりが盛り上がってきて、
まっすぐに立っているつもりでも、
横から見たら前のめりに曲がっていました。
そんな感じで身体が悲鳴を上げていて、
どうにもならなくなって、起き上がれなくなったんだと思います。

このままだとあかん、とそう思いました。
だけど、断食とか痩せる入浴法とか、ストレッチとか鍼とか、
いろいろ、本当にいろいろやってみたけれども、
1,2キロ減ったかな、というくらい。
根本的に解決したとは、到底思えませんでした。

アメリカへの海外赴任が決まったのが半年後の2012年3月。
そして8月にアメリカに行きました。
そこで、私はShoに出会い、
Zumbaそしてダンス・フュージョンに出会ったのです。

5年前の私をご存じない方は、
そのときの写真を見て、びっくりされます。
あまりのびっくりぶりに、私の方が驚くくらい。
だけど、それを見て、私は気づかされたのです。
それくらい、自分が変わったんだなぁと。

なぜそこまで変わったのか…
私はダンス・フィットネスを通じて、
自分の心や体に向き合う機会を作れたからだと思います。
ただ体を動かして運動量を増やしてということだけではなくて、
音楽を聴きながら現れてくる自分の感情にきちんと向き合い。
その感情を体を通じて外に出すこと。
そして、心と体をしっかり結びつけること。
それができたからだと思っています。

私はインストラクターのShoのように、
明るく、優雅で、ヘルシーかつセクシーな女性、
そういうものになりたかった。
Shoのレッスンに通うようになって、
ダンスフュージョンではそれを表現していいんだ。
自分の体で、今ここで表現できる、ということが、
何よりうれしかったのです。

それをただ、追求していたら、
体重はだんだんと落ち、どんどん体形が変わっていきました。
帰国して、インストラクターになってからそれはますます加速し、
今ではありがたいことに、
大学生の頃よりもいい体形をキープしています。
そしてたくさんの方に、自分の体形をほめていただけるようになりました。

「それはきっとたくさんZumbaを教えていて
運動量がすごいからですね」とおっしゃる方も多いですが、
実際のところ、スポーツジムなどで教えている
多くのインストラクターより、教える時間は少ないです。
だから結局のところ、運動量という物理的なものだけではなく、
自分が「ダンスフィットネスインストラクター」としてどうありたいのか、
そしてZumbaやダンスフュージョンで、何を皆さんに伝えたいのか。
そういう思いの積み重ねが今のスタイルを作っているんじゃないかなと、
私はそう感じています。

そしてダンスフィットネスインストラクターである私に
最適な体形があるように、
皆さんそれぞれにぴったりの体形があります。
それは、体重とか、体脂肪率とかでは、はかれないものです。
自分の心と体につながって初めて、見えてくるものです。

私という人間、そして私のレッスンを通じて、
音楽にのって体を動かすことの心地よさ、
音楽に合わせて自分の感情を体で表現し、開放することの心地よさ
そういったものをどんどんとご自分の体と心で感じてください。
そして自分の体と心に正直に向き合って、つながってください。
素直な気持ちで、スタジオの中の鏡に映る自分と、
対話してみてください。
そこからあなたが変わっていきます。
私はそんなあなたを嬉しく見守り、心から応援します。

石川良美

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私たちのスタイル

この2週間ほど、立て続けにイベントがあり、私のレッスンに来て下さる方々と一緒に舞台に立ったり、あるいは一緒に踊ったりする機会に恵まれました。

本番を終えて皆さんが言ってくださったのが、「ともかく楽しかった!」ということ。
それは、うまく踊れた、とかいうことよりも、
「会場のみんなと一緒に踊る楽しさを共有できた」という楽しさだった、
と言ってくれました。

Zumbaのカリエンテ(発表会形式のフィットネスパーティー)に出演するメンバーに、練習のときにお伝えしたのが、
「私たちの一番の目的は、うまく踊れるということを見せるのではなく、
会場のすべての人、会場の後ろの方で踊っている人たちもみんな、
気持ちよく踊れるようにリードすること」
でした。
そのためにどこを強調し、どの部分に気をつけるか、ということを
何回かビデオでレクチャーを撮影し、シェアして、
各自でイメージトレーニングしていただきました。

本番前に全員が集まって練習できたのは、本番2日前のたった2時間。
だけど、初めて会った人もいるのに、あっという間に打ち解けて、
その2時間で一体感ができました。
そして、本番少し前に集まって、どこかで練習しようと探した結果、練習を始めたのが、なんと阪神桜川駅の改札口出てすぐの、
地下通路の一角。
まるで高校生のダンスグループのように、9人壁に向かって、
和気あいあいと最後の振付確認をしました。

そして迎えた本番、
皆さん緊張することなく、むしろ、心の底から楽しんで、
舞台の上から、参加者との対話を楽しんでました。
真ん中でリードしていた私が圧倒されてしまったくらい、
後ろの8名がどんどんエネルギーを高めてくれて、
曲のクライマックスまで会場を持って行ってくれました。
そして本当に、会場の参加者みんなを、
気持ちよく踊らせることができた、という実感がありました。
本番が終わって、みんな
「もう終わっちゃった!!!」と本当にうれしそうに笑ってくれたのが、
忘れられません。

その後、別の発表会に参加しようか、という話をメンバーと相談したり、
RICのサマーカーニバル(夏祭り)に出演させていただいたりして、
わかったことがあります。

私が心から伝えたいのが、
ダンスはすべての人が楽しめるものだということ。
上手い下手ではないということ。
もちろん楽しむためにはちょっとしたコツがあるけど、
それはやたらめったら練習練習することじゃない。
複雑なステップをマスターすることでもない。
そして振付を頑張って覚えることでもない。

もっとシンプルに、そしてもっとダイナミックに、
ダンスは楽しむことができる。
音楽と一つになって、リズムに身をゆだねる気持ちよさは、
一度知ったら、元には戻れない。

私はその楽しむためのコツを教えて、
ダンスを一緒に楽しみたいのだ、ということ。
ZumbaやDance Fusionは、それを伝えるのに
私にとって最適の方法ー「ダンス・フィットネス」なのです。

そう考えると、
立派な舞台の上に立って、着席したお客さんに向かって
私たちのダンスを見てもらうのではなくて、
お祭りとか、イベントなどで、観客を巻き込んで、
一緒に踊りましょう!!ってやるのが、
私たちのスタイルなんだろうなぁ…と感じました。

そしてそれは、もはや私一人だけの思いではなく、
カリエンテに参加してくださったメンバーの方々や、
私のレッスンに来て下さる方々の思いとなっているのだということを、
いろんな方と話をさせていただいて、実感するようになりました。
私はそれを他の方々に話して伝えたわけじゃないのだけど、
皆さんはきちんと受け止めてくださっている。
こんなに、嬉しいことはありません。

先日、家族でいつもレッスンに来て下さる方が、
こんな話をしてくれました。
その方のお友達が「ダンス好きなんやけどあんまりうまくないから、通うとこないかなぁって考えてるの。」って言ったとたん、
娘さん(小2)が
「ダンスはな、うまくなくてもいいねん。楽しくおどったらええねん。(zumba の)先生もそう言うもん。私はな、いっつも楽しくおどってるで。そうやんな、おかあさん」
と、キッパリと言いきったそうです。

そして
「瞬間ドキッとした私。
うんうん、そうや。
ダンスは楽しくおどらなな。
楽しいから身体が動くんやな。
楽しいから上手くなりたくなるんやな。」
と感じたそうです。

この思いの輪が、どんどんと広がっていってほしいな、
と心から思います。

本当のダンスの楽しさとは

先日のWDF発表会のリハ後の練習のとき。
参加してくださった子ども達、そして大人の方々は、先にリハーサルをしていた女の子グループや、空き時間に楽々とかっこよく踊っているダンサーの人たちを見て、少し緊張していました。

その時に私がみんなにお話ししたこと。

確かにあの会場にいた子ども達や大人の人たちは、踊りがうまいと思う。だけどどんな音楽がかかっても踊れるというわけじゃない。

だけどみんなは、ヒップホップも踊れるし、ポップやファンクも、サルサも、ラテンも、フラメンコも、レゲエも、ボリウッドやサンバだって踊れるんだよ。
何か曲がかかったら、勝手に体が動き出しちゃうでしょ。
複雑な動きじゃなくて簡単な動きでも、踊って楽しいっていうのを、知っているよね。

私のところに来てくれている人はみんな、音楽に合わせて踊る、っていう本当の意味でのダンスの楽しさを知っているんだよ。
それもいろんな音楽に合わせて!

どんな音楽、どんなリズムが来ても、その音楽やリズムを感じて、それに合わせて体を動かすことが楽しめるでしょ。
それって、すごいことなんだよ。

それは、単に振り付けを覚えて、舞台の上で踊ることよりも、実はもっともっと大切なことだと、良美さんは思っている。
日本人はもっと、それを知るべきだと思う。
そしてここにいるみんなは、それをわかってくれている。
そのことが何より、良美さんは嬉しいし、みんなを誇りに思っている。

するとみんな、大人も子どもも、嬉しそうにうんうん、とうなずいてくれました。
そして本番でみんな、100%自分たちを出して、笑顔で踊ってくれました。

サルサやベリーダンス、ヒップホップ、ジャズ、その他もろもろのダンス集団が集まった中でのダンスフィットネスの私達は、異質だったかもしれません。
けれど、どこの集団よりも、人が根源的に感じることのできる、音楽に合わせて踊る楽しさや喜びを、そしてどんな人でもそれを味わうことができるということを、表現できたのではないかと私は思っています。

 

 

 

 

音楽の身体表現

昨日、大学時代に所属していた学生オーケストラ(京都大学交響楽団)の定期演奏会を聴きに行って思ったこと。

小学生の頃から、ブラバンやオーケストラにいて音楽に奏でるという経験があったからこそ、今の仕事をしていて実感する。

それは「ダンスは音楽の身体表現である」ということ。

今奏でられている音楽に、シンクロ(同調)するこということ。

音楽の身体表現には、音楽を構成しているリズムのキャラクターや、音ひとつひとつの長さ、重さ、速さ、そしてなによりその音楽が表現しようとしている感情や風景、そういったものがないまぜになって含まれる。それらが含まれていればいるほど、そしてそれを音楽と同時に表現すればするほど、私たちは音楽とよりシンクロする。

音楽としっかりシンクロした時、この上ない幸福感に包まれる。

私はそれを、この大学オケでいやというほど、勉強させてもらった。
一つ一つの音をどう奏でるべきなのか、曲それぞれのもつ世界観をどうやって作り上げるのか、夜遅くまでああでもないこうでもないとやっていたあの頃。それはそれはマニアックで、まじめで、熱心だった。
そうやって作り上げた音楽を舞台の上で奏でたとき、違う世界が見えた。

その背景があるから、私はダンスをするときに、音楽とシンクロしているかどうかをとても大事にする。
そしてダンスフィットネスでリードをするには、いかに参加者が容易に、深く、音楽とシンクロできるようにリードできるか、が肝だと思っている。

つまりダンスフィットネス・インストラクターは、
ダンスフィットネスにおける指揮者だ。

 

傳田さんのことば。(「音楽は何語?」より)

「リズミカルな曲での演奏者の体の動きは、踊りと同じ使い方になっていることはジャズやロックに見られますが、これに限らず演奏と体の動きは一体をなすもの」

「’指揮者’とは、あるべき音楽を躍り出演奏者に伝達するダンサーである」

「音楽は経験に基づき、音楽的想像を肉体労働を経て‘音‘という現象に直接置き換えている現象」