私たちのスタイル

この2週間ほど、立て続けにイベントがあり、私のレッスンに来て下さる方々と一緒に舞台に立ったり、あるいは一緒に踊ったりする機会に恵まれました。

本番を終えて皆さんが言ってくださったのが、「ともかく楽しかった!」ということ。
それは、うまく踊れた、とかいうことよりも、
「会場のみんなと一緒に踊る楽しさを共有できた」という楽しさだった、
と言ってくれました。

Zumbaのカリエンテ(発表会形式のフィットネスパーティー)に出演するメンバーに、練習のときにお伝えしたのが、
「私たちの一番の目的は、うまく踊れるということを見せるのではなく、
会場のすべての人、会場の後ろの方で踊っている人たちもみんな、
気持ちよく踊れるようにリードすること」
でした。
そのためにどこを強調し、どの部分に気をつけるか、ということを
何回かビデオでレクチャーを撮影し、シェアして、
各自でイメージトレーニングしていただきました。

本番前に全員が集まって練習できたのは、本番2日前のたった2時間。
だけど、初めて会った人もいるのに、あっという間に打ち解けて、
その2時間で一体感ができました。
そして、本番少し前に集まって、どこかで練習しようと探した結果、練習を始めたのが、なんと阪神桜川駅の改札口出てすぐの、
地下通路の一角。
まるで高校生のダンスグループのように、9人壁に向かって、
和気あいあいと最後の振付確認をしました。

そして迎えた本番、
皆さん緊張することなく、むしろ、心の底から楽しんで、
舞台の上から、参加者との対話を楽しんでました。
真ん中でリードしていた私が圧倒されてしまったくらい、
後ろの8名がどんどんエネルギーを高めてくれて、
曲のクライマックスまで会場を持って行ってくれました。
そして本当に、会場の参加者みんなを、
気持ちよく踊らせることができた、という実感がありました。
本番が終わって、みんな
「もう終わっちゃった!!!」と本当にうれしそうに笑ってくれたのが、
忘れられません。

その後、別の発表会に参加しようか、という話をメンバーと相談したり、
RICのサマーカーニバル(夏祭り)に出演させていただいたりして、
わかったことがあります。

私が心から伝えたいのが、
ダンスはすべての人が楽しめるものだということ。
上手い下手ではないということ。
もちろん楽しむためにはちょっとしたコツがあるけど、
それはやたらめったら練習練習することじゃない。
複雑なステップをマスターすることでもない。
そして振付を頑張って覚えることでもない。

もっとシンプルに、そしてもっとダイナミックに、
ダンスは楽しむことができる。
音楽と一つになって、リズムに身をゆだねる気持ちよさは、
一度知ったら、元には戻れない。

私はその楽しむためのコツを教えて、
ダンスを一緒に楽しみたいのだ、ということ。
ZumbaやDance Fusionは、それを伝えるのに
私にとって最適の方法ー「ダンス・フィットネス」なのです。

そう考えると、
立派な舞台の上に立って、着席したお客さんに向かって
私たちのダンスを見てもらうのではなくて、
お祭りとか、イベントなどで、観客を巻き込んで、
一緒に踊りましょう!!ってやるのが、
私たちのスタイルなんだろうなぁ…と感じました。

そしてそれは、もはや私一人だけの思いではなく、
カリエンテに参加してくださったメンバーの方々や、
私のレッスンに来て下さる方々の思いとなっているのだということを、
いろんな方と話をさせていただいて、実感するようになりました。
私はそれを他の方々に話して伝えたわけじゃないのだけど、
皆さんはきちんと受け止めてくださっている。
こんなに、嬉しいことはありません。

先日、家族でいつもレッスンに来て下さる方が、
こんな話をしてくれました。
その方のお友達が「ダンス好きなんやけどあんまりうまくないから、通うとこないかなぁって考えてるの。」って言ったとたん、
娘さん(小2)が
「ダンスはな、うまくなくてもいいねん。楽しくおどったらええねん。(zumba の)先生もそう言うもん。私はな、いっつも楽しくおどってるで。そうやんな、おかあさん」
と、キッパリと言いきったそうです。

そして
「瞬間ドキッとした私。
うんうん、そうや。
ダンスは楽しくおどらなな。
楽しいから身体が動くんやな。
楽しいから上手くなりたくなるんやな。」
と感じたそうです。

この思いの輪が、どんどんと広がっていってほしいな、
と心から思います。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください